日々の型紙は、A4ページごとに長さ50mmのテストスケールを出します。ブラウザの印刷設定や用紙の扱いで拡大縮小が加わると、画面で見た型紙と紙の寸法が一致しないことがあります。
まずは1ページの例で確認
平面ポーチを幅100mm・高さ150mm・縫い代10mmで作ると、裁ち切り寸法は120 × 170mmで、A4の1ページに出力されます。小さい例でも、印刷時の縮尺確認は省かずに行います。
- ツールの結果にある「A4で印刷」を選び、開いた印刷画面で用紙と倍率を確認します。
- 用紙をA4、倍率を「実際のサイズ」または100%にし、用紙に合わせる自動縮小・拡大を無効にします。サイトの印刷案内は余白なしも指定しています。
- 印刷後、各ページのテストスケールの端から端までを定規で測ります。50mmであることを確かめるまでは布を切らないでください。
- 50mmでなければ型紙を使わず、印刷画面の用紙と倍率を見直して再出力します。設定名はブラウザや印刷ソフトで異なります。
47mmだった場合の読み方
仮に印刷された50mm線を測って47mmなら、紙面は元の約94%です。50 ÷ 47 × 100 ≒ 106.38% は、長さだけを戻すための計算上の倍率です。この数値は特定プリンターで測定した結果ではありません。
50mm ÷ 仮の測定値47mm = 約1.0638
A4ページを一律に106.38%へ拡大すると、210 × 297mmのページ自体も拡大する
A4ページを一律に106.38%へ拡大すると、210 × 297mmのページ自体も拡大する
したがって、この倍率を印刷画面へそのまま入れる方法は勧められません。型紙の一部が紙の範囲から欠けたり、隣のページと重ねる10mmの幅が変わったりする可能性があります。最初に自動縮小を外して100%で出し、再度スケールを測るほうがページ分割を保てます。
スケール以外も照合する
- 型紙ページのラベルにA4のページ番号と元型紙上の範囲があるか。
- 分割ページ同士をつなぐ場合、隣接部分の重複表示や位置を確認したか。
- 入力したのが完成寸法か、裁ち切り寸法か。たとえばポーチの幅100mm・縫い代10mmでは裁ち切り幅は120mmです。
未実施事項:この記事の確認手順と47mmの数値は、実装仕様と倍率計算からの説明です。物理プリンターへの出力や紙の実測は行っていません。使う用紙とプリンターで毎回テストしてください。