ここでは、幅280mm・高さ330mmの四角い物を入れる想定で、各方向に合計20mmのゆとりを加える架空の例を使います。これは物の寸法と入力値のつながりを説明するための仮定で、使いやすさを実物で確かめた結果ではありません。
1. 完成寸法を決める
幅と高さへゆとりを加え、完成幅300mm・完成高さ350mmとします。持ち手は見える長さ450mm、完成幅25mm、縫い代は10mmという別の仮定を置きます。持ち手寸法は用途や好みに合わせて利用者が決める値です。
| 入力欄 | 例 | 意味 |
|---|---|---|
| 型紙 | 平面トート | 本体2枚と持ち手2本を作図 |
| 完成幅・高さ | 300 × 350mm | 裁ち切りではなく、出来上がりの矩形 |
| 縫い代 | 10mm | 各辺に加える値 |
| 見える持ち手長さ・完成幅 | 450mm・25mm | ツール上の持ち手入力 |
2. 出力寸法を読む
現行コードでは、完成幅へ左右の縫い代を、完成高さへ上下の縫い代と30mmの見返し相当を加えて本体の裁ち切り寸法とします。持ち手は端に40mmずつの取付部分を加え、完成幅の4倍を帯の裁ち切り幅にします。
本体幅:300 + 10 × 2 = 320mm
本体高さ:350 + 30 + 10 × 2 = 400mm
持ち手長さ:450 + 40 × 2 = 530mm
持ち手帯幅:25 × 4 = 100mm
本体高さ:350 + 30 + 10 × 2 = 400mm
持ち手長さ:450 + 40 × 2 = 530mm
持ち手帯幅:25 × 4 = 100mm
生成される構成:本体320 × 400mmを2枚、持ち手530 × 100mmを2本。配置した型紙は440 × 530mmとなり、A4分割は横3列・縦2段の計6ページです。
3. ツールで同じ値を確認する
- 「平面トート」を選び、完成幅300、高さ350、縫い代10を入力します(単位はmm)。
- 見える持ち手長さ450、完成持ち手幅25を入力して「型紙を生成する」を押します。
- 結果欄で本体320 × 400mm、持ち手530 × 100mm、6ページを照合します。
- 印刷する場合は各ページの50mmテストスケールを先に確認します。実物へ使う前に裁断・縫製計画も見直してください。
この作例で決まらないこと
ツールが示すのは直線の平面型紙です。底マチ、口の閉じ方、持ち手の補強、生地の厚さ、縫製強度や収納物との実際の相性は計算しません。作例の寸法だけで完成品の適合や安全性を保証することもありません。